FC2ブログ
--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-07-08

ゆる~く学習-柳瀬歴史民俗資料館

国道463号線を東へ抜けると、所沢もめっきり田舎めく。
特に、日比田交差点を右折した間道沿いは、会社の倉庫や作業場も並ぶ中にも、古い農村を感じさせる。
この道は、清瀬方面へ抜けたい者が、ラッシュ時の亀ヶ谷交差点を避けるショートカットでもある。

そんな畑の中にポツンと、木造平屋建ての柳瀬歴史民俗資料館がある。

P1050055.jpg


この一帯、すなわちいまの所沢市下でも、坂之下、城、南永井、亀ヶ谷、日比田、本郷、東所沢、そして東所沢和田の一部は、以前は柳瀬村という独立した自治体であった。それが1955年(昭和35年)、いわゆる「昭和の大合併」で、三ヶ島村とともに所沢市へ編入され消滅したという。1955年と言えば、私が生まれる前とは言え、つい最近のことだ。

そんな旧柳瀬村の歴史と、往事の生活を偲ぶ所蔵品を展示したのが、この資料館だ。収蔵品は、もともと地域住民が柳瀬小学校に寄贈したもので、地域の歴史学習などの授業で活用されていたらしい。それを、現在の場所に移設し、一般への公開するようになったという。

入口でスリッパに履き替えると、脇の事務所から係りのおじいさんが出てきて、電気をつけてくれた。入場は無料なので申し訳なく、せめてもと記帳する。記帳者はもちろん市内が多いが、都内から訪れている方もいるようだ。

資料館の運営は柳瀬地区長会によるものらしいので、系統立てた展示もなく、視覚的に訴えるものでもないが、その分、雑多に並べられた品々が手作りを感じさせて親しみやすい。

P1050047.jpg


所蔵品でも、やはりボリュームがあるのは、昔の農機具の数々だ。特に、堆肥籠や脱穀機のたぐいなど、麦作に使ったものが多く、米の取れなかったこの地域の風土を感じさせる。

また、地域住民の寄贈とあって、明治から戦前にかけての、この種の博物館としては比較的新しい所蔵品が多いのも特徴だ。「くろがね」と印されたネームプレートがイケてるオート三輪が目を惹く。ごつい窓枠が時代を感じさせるし、かわいく横にピョコッと飛び出ているのは、おそらくウインカーなのだろう。纏<まとい>や法被<はっぴ>、発電器を大八車に乗っけたような放水ポンプからは、村の若衆のかけ声が聞こえてきそうだ。

P1050056.jpg

P1050057.jpg


帰り際、「おじゃましました」と声をかけると、おじいさんはわざわざ奥から出てきて「ありがとうございました」と言ってくれた。自宅から目と鼻の先で、このテンポ感はなかなか得難い。

交通手段は東所沢駅または所沢駅からバスで、どちらも「柳瀬小学校」で下車、徒歩5分だそうだ。クルマの場合は、資料館に向かって右脇にちょっとした駐車スペースがある。

毎日開館しているわけではないので、行かれる方は必ず資料館のサイトで確認されてから行かれたい。

■昭和初期のころの柳瀬の地図(所沢市立柳瀬小学校サイト内)
■柳瀬歴史民俗資料館
スポンサーサイト

theme : 埼玉県
genre : 地域情報

comment

管理者にだけメッセージを送る

FC2カウンター
検索フォーム
所沢お役立ちリンク集
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。